海上保安庁音楽隊と協調し、定期演奏会、地方演奏会等の演奏活動の場を捉え海上保安活動の普及啓発を図っています。
「海守」による活動事業は本年9月30日をもって終了しました。
「アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上プログラム」は、海上保安庁、(公財)海上保安協会及び日本財団が協力し、平成23年度から25年度までアジア地域唯一のコーストガード・アカデミーである海上保安大学校(広島県呉市)において実施した人材育成プログラムです。
我が国は、輸出入貨物の99.7%を海上輸送に依存しており、我が国に出入する船舶が多数航行する東南アジア海域の安全を確保することは、我が国の国策として大変重要です。
このプログラムは、アジア海上保安機関の若手幹部職員を対象に、海上保安業務に関する専門的かつ高度な知識を英語で教授することにより、将来各国海上保安機関を担う人材を育成するとともに、研修員相互の理解を図り、各国機関間の連携・信頼関係を発展させ、アジア海域の安全の確保と海洋環境の保全を実現しようとするものです。
本プログラムを通じて、海上保安大学校は、アジア地域における海上保安機関の人材育成を担う拠点としての役割を果たしています。